博物館・美術館で開催された展覧会の感想をたんたんと書き綴っています。

「動植綵絵」第四期@三の丸尚蔵館

若冲を観たあとに、また若冲・・・。
ということで、「若冲と江戸絵画」展を観たあとに、伊藤若冲「動植綵絵」を観に三の丸尚蔵館へ行きました。
今日は、若冲Dayですね。

今のところ、第一期~第三期まで観に来ているので、最後の第五期を観ると30幅全て観ることになります。


さて、三の丸尚蔵館に入ってビックリ。
「若冲と江戸絵画」展で観た 酒井抱一「花鳥十二ヶ月図」がまた展示している??・・・と、よく観たらタイトルは同じ「花鳥十二ヶ月図」でも内容は異なっていました。
ぱっと見は同じように見えるのですが、描かれている内容は違っていましたし、構図・色合い(特に赤系)の味わいが深く12幅全て楽しめる内容の作品でした。

ちなみに、この「花鳥十二ヶ月図」の絵葉書セットは12枚500円と安いのでお買い得です。

この「花鳥十二ヶ月図」が展示されている場所の真後ろが若冲 「動植綵絵」コーナーなのですが、なんと第四期では、「動植綵絵」以外に若冲の「旭日鳳凰図」が展示されています。
いやぁーこの「旭日鳳凰図」は本当に素晴らしいです。鮮やかな色彩と細やかな描写・・・、個人的にはかなり好きな作品です。
この「旭日鳳凰図」を観れただけでも満足できるのですが、そのあと「動植綵絵」が6点続きます。

第四期の展示は、「老松白鳳図」「向日葵雄鶏図」「大鶏雌雄図」「群鶏図」「池辺群虫図」「貝甲図」の六点。
展示の流れでは、「旭日鳳凰図」→「老松白鳳図」となるので、鮮やかな鳳凰と白くて神々しい鳳凰を比較してみる事が出来るのも良かったですね。


今回は、酒井抱一 12点・伊藤若冲 7点とかなり豪華な内容で、しかも「若冲と江戸絵画」展に続けてみたので、本当に感無量というか大満足でした。


投稿日:2006年07月30日

投稿者 yossy : 14:00 | コメント (2) | トラックバック(1)

プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展 @東京国立博物館(書き途中)

http://museum.hazel-eyes.net/2006/07/post_42.htmlここ最近は、セミナーなどで土日が潰れて時間を作れなかったんですが、やっとプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展を観に行くことができました(^_^)

約1ヶ月ぶりの美術館/博物館なので、かなり興奮で10時前には東博に着きました。

結構空いてるかなぁ・・・と思ったら、会場は激込みです。
さすが夏休み(^_^;) この時期はしょうがないですね。


展覧会に行く前のこの2冊で予習

目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

  • 作者: 狩野 博幸
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品
もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品


  • 作者: 佐藤 康宏

  • 出版社/メーカー: 東京美術

  • 発売日: 2006/02

  • メディア: 単行本




さて、この展覧会はジョー・プライス氏のコレクション約600点の作品の中から、プライス氏と東京国立博物館が共同で選んだ101点を展示しています。

公式サイトにはあまり書いていなかったんですが、展示内のプライス氏のコメントを見ると、このコレクションの正式名称は「エツコ&ジョー・プライスコレクション」と言って、日本人の奥さんであるエツコさんとの共同コレクションという点を強調されているのがとても親近感を持てました。

さて、展覧会は画家の系統別に5章に分けて構成されます。

 1.正統派絵画
 2.京の画家
 3.エキセントリック
 4.江戸の画家
 5.江戸琳派

ただ、6番目として、プライス氏の「江戸時代にガラスケースはなかった」という鑑賞のこだわりから、ガラスケースを用いず、光の効果に工夫を凝らした展示室が1室設けられています。
この光効果の展示質は一見の価値ありです。

では、気に入った作品を紹介していきます。

※絵画タイトルからのリンクは、公式ブログに掲載されている画像に飛びます。

0.入り口
まず最初に長沢芦雪「猛虎図」が出迎えてくれるのですが、とても迫力があり気に入っています。他にも虎を描いている作品が展示されているのですが、一番目の大きさがリアルですね。ちなみにこの作品は、2.京の画家カテゴリーの作品です。

1.正統派絵画
一番記憶に残っているのは、曽我二直庵「松鷹図屏風」です。もともと鷹が好きというのもあるんですけど、描かれている鷹の描写が迫力があり、すごく印象に残っています。

2.京の画家
ここでは円山応挙をはじめとする京の画家の作品が掲載されています。
森狙仙の「猿猴狙蜂図」・「梅花猿猴図」や、円山応震の「駱駝図」など可愛らしい動物図が多かったです。

お気に入りは、応挙の弟子である山口素絢の「夏冬白鷺図屏風」。銀を使い冬の寒さを見事に表現していて、とても素晴らしかったです。

3.エキセントリック
ここは、若冲コーナーです。そして、会場内で一番込んでいる場所でした。
お気に入りは、「鶴図屏風」。この鶴は簡潔で一筆で描かれている胴体は柔らかで優しい印象を受けます。
このように素晴らしい作品がたくさん展示されているのですが、やはり「鳥獣花木図屏風」の衝撃は凄かったです。
マス目を利用しての描画は精密で独特で衝撃的でした。この作品を直接観る事で出来て感無量です。

4.江戸の画家
江戸の浮世絵や風俗が展示しています。
ここルームは、河鍋暁斎「達磨図」が一番目立ってました。迫力があります。
ここでのオススメは、伝菱川師宣「花鳥・物語図」サイズは小さめですが、丁寧に描かれている花鳥図は印象的です。

5.江戸琳派
琳派と言えば、尾形光琳など京都の方が多いんですが、このコーナーでは江戸の地に琳派の画風を広めた酒井抱一や鈴木其一などの作品が多く展示されていました。
やっぱり、ここの目玉は酒井抱一「十二か月花鳥図」ですね。描かれている鳥や花々がとても生き生きとしていて気品がありました。
その他には、水上景邨「唐獅子図屏風」は大きくて迫力がある屏風にユニークな表情の唐獅子が描かれていて印象的な作品でした。

6.光の効果に工夫を凝らした展示室
このコーナーではプライス氏の意向が取り入れられていて、光を朝日→昼間→夕日というように変化されて、時間によって作品の楽しみ方が変化することを実感できます。
通常、美術館内では一定の光量の下でしか作品を見ていないので気づかなかったのですが、光量の変化で本当に作品の印象が違うのには驚きました。
このコーナーは必見です。
(書き途中です)


今回購入したグッズはこんな感じです。
屏風風のポストカードは、面白いアイデアですよね。
(書き途中)

ただ、グッズコーナーで展示されてない絵画のポストカードがあって、すごく気になっていたんですよね。
その謎は、すぐに解決されました。詳しくは後ほど。。。

さてさて、「若冲と江戸絵画」展はここで終了なのですが、併設されている「親と子のギャラリー プライスコレクション 若冲と江戸絵画-あなたならどう見る?ジャパニーズ・アート-」を引き続き観ることにしました。

そうしたら、先程グッズコーナーで販売されていた「若冲と江戸絵画」展に展示されていないポストーカードの本物が展示されていました。つまり、エツコ&ジョー・プライスコレクション展は、まだ続いているんですよね。

(書き途中)

「若冲と江戸絵画」展を観たあとは、引き続き若冲を堪能したいので、「動植綵絵」第四期を観に三の丸尚蔵館へ行きました。


投稿日:2006年07月30日

投稿者 yossy : 10:00 | コメント (2) | トラックバック(1)