博物館・美術館で開催された展覧会の感想をたんたんと書き綴っています。

華麗なるマイセン磁器展@東京都庭園美術館

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大雪の翌日、最終日だったのでマイセン磁器展を観に庭園美術館に行きました。
庭園美術館は初めてで、かつ雪♪こりゃー、デジ一眼の出番でしょう!!と気合を入れて行って現地でカメラを取り出したら、バッテリーが入ってない・・・orz
はぁ・・・すっごい凹みながらマイセンを観ることになりました(ToT)


鑑定団で、たまに出てくるマイセン磁器。
磁器の質感と精密な加工には本当に感動しました。
展示内容は、だいたい年代順に並んでいて、最初の頃は中国や日本の磁器を参考というか模倣していたというのは驚きました。18世紀には皿やポットに絵を描くだけだった磁器が、徐々に立体的になる様子は、とても興味深かったです。

一番興味深かったのは花の加工です。細かな部分まで花を再現している精密さには本当に驚きました。この精密で美しい磁器を食卓に並べていた当時の王朝は、ホントにうらやましいですね。


投稿日:2006年01月20日

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岡本太郎の視線@東京都写真美術館

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もともと写真展はあまり行かないので、東京都写真美術館に行くのは今回初めてでした。

この写真展は、岡本太郎が撮影した写真を展示していて、写真という形で彼の独特な世界観を垣間見ることができます。


やはりプロのカメラマンが撮影したモノとは異なっていて、構図などの計算は一切なく、彼独特の感性と勢いを感じることができ、迫力ある作品が多く、やっぱり岡本太郎は写真でも岡本太郎なんだなぁ・・・って感心しました。
被写体は日本の文化を撮影したもので、長崎、京都、出雲、岩手、大阪、四国、沖縄などなど全国各地の風景や人物などを撮影していました。

写真と併せてコンタクトプリントも展示されていたのですが、それを見ると、本当に思いつきというか感覚のみというか、「撮りたい」と思った瞬間にシャッターを押しているのが良く分かって、とても興味深かったですね。この部分は見習いたいなぁ~。撮りたいと思った瞬間がシャッターチャンスだよね、やっぱり。

一番印象深かったのは、場内で流れていた岡本敏子さんのビデオなんだけど、岡本太郎氏について「彼はすごくシャイなの。 カメラを人に向けられないので後から良く撮っていたのよ。それだとさすがに困るので、レンズをよそに向けても人を撮れるようなレンズをカメラ屋に特注し作って撮っていたんですよ」(うる覚え)、と嬉しそうに語っていました。岡本太郎氏の可愛らしさや、岡本敏子さんの氏への想いが伝わってくるビデオでした。

岡本敏子さんが昨年亡くなり、そういう意味でも感慨深い写真展でした。


投稿日:2006年01月15日

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後藤純男展@日本橋三越本店

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私は恥ずかしながら後藤純男氏の名前を全然知らなかったのですが、かなり有名な方のようですね。


さて展示内容なのですが、全ての作品が大きなキャンパスに描かれていて、それだけでも迫力があるのですが、この方の「雪」や「靄」など淡い部分の表現力が素晴らしかったです。
画風も年代により異なっていて、同じ人の作品??と思わせる内容で観ていて全然飽きませんでした。

あと独特だと思ったのが、金色の使い方。この方の作品には多くの金色が使われています。多くは日の光なのですが、その使い方は本当に素晴らしかったです。金色は使い方が難しいと思うのですが、風景画に上手くマッチした使い方には感動しました。

作品は、富士山や滝、京都・奈良などの寺や、桜、そして中国の名所など様々な風景が、それはそれは大きなキャンパスに描かれいてて圧倒されました。描く方もエネルギーが要ると思うのですが、観る方にも結構エネルギーが必要ですね。

今までに観たことのない素晴らしい作品をたくさん観れて良かったです。
しかも図録を購入したら3種類の招待券を貰えた♪(^_^)v


投稿日:2006年01月15日

投稿者 yossy : 20:59 | トラックバック(1)

杉本博司:時間の終わり@森美術館

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友人が凄くお奨めしていたので、久々に写真展を観に行きました。
恥ずかしながら友人に奨められるまで杉本博司氏を知りませんでした。ダビンチ展に行った時は全然スルーしてましたから・・・(~_~;)


展覧会の感想なのですが、写真展の枠に収まらない作品達に感動しました。本当に素晴らしいの一言です。本年の展覧会ベスト3に間違いなく入ることでしょう。

内容&感想:
会場に入ると白い壁が何枚も並んでいて、すっごい違和感を感じたんですが進んで振り返ると各壁に数理模型の写真が展示されていました。この演出には驚きました。会場のデザインも杉本氏が行っていて、最初は造形美術品として、中に進むと写真展として2度楽しめる構成にしたそうです。
この数理模型は東大で制作したものなのですが、やはり理系出身としては立体グラフの模型の形と説明書きの数式に見入ってしまいました(^^ゞ幾何学模型はやっぱり美しいです。

更に進むと「ジオラマ」シリーズとしてニューヨークにある自然史博物館にある動物などの剥製を写真に写したものが展示されていました。ただ剥製などのジオラマを写真にしただけなんですが、これが凄くリアルなんです。杉本氏曰く「虚像も写真に撮ると実像になる」とのこと。これらの写真を観るといろんな感動を得ることができます。

中盤に差し掛かると、おそらく一番の目玉?と思われる「Seascapes」。古代の人々が見た地球を撮ろうと考えた時、地形などは変化するけど海は変化していないという観点から、「海」の写真がいくつも展示されていました。古代の人達が見ていた地球・・・すごく感慨深い作品たちでした。

後半の「ポートレート」は「ジオラマ」と系統は同じで蝋人形を写真に撮るというものでした。こちらも虚像と実像が行ったり来たりで不思議な感覚を覚えました。

あと、面白いと思ったのが映画一本分を露光して撮影した「劇場」
です。この感覚が凄いですよね。
水墨画「松林図」を写真で再現した作品も興味深かったです。こちらは実像で虚像を再現しているんですが、結構インパクトがありました。
最後の作品群として、世界の有名な建築物を焦点を合わさずに撮影した「建築」。古い建造物の古さを感じさせない撮影方法とその作品達は目からウロコ・・・というか脱帽というか、表現しがたい衝撃を受けました。

始まりから終わりまで、約100点の作品を飽きることなくというより衝撃を受けながら観ることができて、本当に満足できる展覧会でした。この展覧会はもう終了しているんですけど、また杉本氏の展覧会があったら是非とも行きたいですね。


投稿日:2006年01月04日

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博物館に初もうで

というチラシを年末に駅で見つけてしまったので、無料観覧日である1月2日に東京国立博物館に行ってきました。


イベントとして獅子舞や和太鼓演奏があったので、デジ一眼を用意して楽しみにしてたんですけど、あいにくの雨で屋内の狭いスペースでやることなったのが残念でした。しかも大勢の人がいて、ほとんど見れませんでした・・・(T_T)

新春特別展示「犬と吉祥の美術」を観たのですが、「犬」カテゴリーでは犬が描かれている美術品が多く展示されていて、昔から犬は愛されていたんだなぁ~と、当たり前の感想を持ちました(~_~;)しかも、結構可愛らしく描かれていて、観ていて全然飽きませんでしたね。
「吉祥」カテゴリーでは、松竹梅とか鶴亀とか富士山や鷹などオメデタイ美術品ばかり展示されていました。なかなか縁起の良さそうな展示でしたね。

常設展も横山大観の「無我」など興味深い作品が多く展示されていました。やっぱり常設展は定期的に展示内容が変更されているんですね。これからも定期的に常設展も見ようっと。


ということで、今年も展覧会で一年が始まりました♪
そろそろ行きたい展覧会をまとめないと・・・。


投稿日:2006年01月02日

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