博物館・美術館で開催された展覧会の感想をたんたんと書き綴っています。

キアロスクーロ-ルネサンスとバロックの多色木版画@国立西洋美術館

公式サイト

上野に行く度に、写真(左)の絵が気になっていたので、キアロスクーロ展に行ってきました。
キアロスクーロって誰だ?聞いたことないなぁ~、と思いながら入ってみたら、「キアロスクーロ」っていう言葉は、イタリア語で「明暗」とか「陰影」って意味で、版画をいくつも重ねて陰影をつけて立体感や奥行きを出す手法をキアロスクーロ版画って言うらしいです。


でも、これって明らかに展覧会の名前が分かりづらいよね。『日本の版画 浮世絵「北斎展」VS 西洋の版画キアロスクーロ展』とか銘打って、両美術館が協力して大々的に宣伝すれば、「北斎展」との相乗効果でお客さんを呼べたのにねぇ・・・

何でこういう事を書いてるかというとガラガラだったんだよね。土曜の昼間に行ったのに・・・。もったいないなぁ、良い作品が揃ってたのに。
おかげでゆっくり観れたからいいけど♪

で、展示品なのですが西洋版画って素晴らしいです。何で今まで日本に入って来なかったんだろう??
作品は、ドイツ→イタリア→フランドル→フランス&イギリスと版画技術が伝わった順に展示されていたんですが、イタリアの版画は力強くキアロスクーロの技術で立体感もあり素晴らしかったです。さすがルネサンス美術のイタリアって感じでした。

面白かったのが、出口付近でスタンプでキアロスクーロ版画を体験しよう!!みたいなコーナーがあったのでやってみました。
写真(中央)の3つがそれぞれの版で、組み合わせたのが写真(右)です。ちょっとズレちゃったけど、イメージは判ると思います。

こういう企画は面白いよね。展示品も素晴らしかったし、良い展覧会でした。
もっと宣伝しようよ > 主催者さん。


投稿日:2005年12月30日

投稿者 yossy : 21:00 | トラックバック(0)